第13回は 『 人生会議 』をテーマに行いました。おかげさまで今回も満席でした。
『 人生会議 』 とは、もしものとき、最終段階でのために、ご本人が望む医療やケアについて前もって考え、家族等や医療・ケアチームと繰り返し話し合い、共有する取組のことです。
今まで 「 ACP アドバンスケアプランニング 」 として普及・啓発を進めていましたが、より馴染みやすい言葉となるよう厚生労働省では「人生会議」という愛称を決めました。
今回、太田院長は在宅医療に関わる多くの人々みんなで、『 知る 』(共通言語)、『 取り組む 』(協働)、『 話す 』(共有)することの大切さ、必要さを話しました。
また、前もって決めた意思は変わることもあります。かかりつけ医は医療・ケアの提供についても日々話し合いを重ね、患者様が意思が確認できなくなったとき、今までのACPをもとに意思を『 推測 』できることが望ましいと感じました。
日本医師会から出版したリーフレットには、
* なぜACPのような工夫が必要なのか?
* ACPの留意点は?
* ACPでは何を話し合えばよいのか?
などについて、わかりやすくまとまっています。
詳細は下記をご参照ください。
*日本医師会 リーフレット「終末期医療アドバンス・ケア・プランニング(ACP)から考える」
http://www.med.or.jp/nichiionline/article/006650.html
* 厚生労働省 自らが望む人生の最終段階における医療・ケア 施策紹介
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/saisyu_iryou/index.html
次回の開催は5月21日(火)です。詳細はページにてご案内致します。