第22回日本臨床救急医学会のシンポジウム「傷病者の意思に沿った救急現場での心肺蘇生のあり方に関する提言はどこまで受け入れられているか」の座長(司会)をしました。
この学会では、平成29年3月に、人生の最終段階にある傷病者の意思に沿った救急現場での心肺蘇生等のあり方、に関する提言(http://www.keisen.or.jp/keisenwp/wp-content/uploads/2019/06/38f1f01381254d23277c3cef69ae426a.pdf)を発表しました。
このことは、以前の連携塾や世田谷区のお彼岸シンポジウムでもお話しました。急なことで慌てて199番通報したけれど、落ち着いて考えてみたら、前から蘇生は希望しないと言っていたことを思い出した、と気づいたときの対策についてです。かかりつけ医と話しておくこと、できれば文章にすることと言われています。こういった時には慌てるのは仕方ないことです。困ったとき、慌てたときには、まずかかりつけ医、私たちに電話してください。